Adecco Group、難民の就労支援に向けた取り組みを拡大
※本資料は6月20日にスイスで発表されたプレスリリースの日本語抄訳版です
詳細な情報は下記より英語原文をご覧ください
https://bit.ly/3NdS4ac
ウクライナ国外へ逃れた難民が500万人を数えるいま、Adecco Groupは、過去10年にわたる難民への支援経験をもとに、「世界難民の日」の本日、ウクライナ難民の雇用に向けたイニシアチブへの参加を企業に呼びかけます
Adecco Groupは、ウクライナにおける紛争で避難している人々の就労を支援するため、2022年3月に、避難先の国で仕事を探している人財と、新たな人財の採用を希望する企業の双方が無料で利用できる専用の求人プラットフォーム「Adecco Jobs for Ukraine」の提供を開始しました。同サイトには、現在、5,500人以上のウクライナからの避難民と、世界の1,650社以上が登録し、これまでに2,500人以上が就業しました。
https://www.adeccojobsforukraine.com/
Adecco Group CEOのアラン・ドゥアズは、次のように話しています。「我々は、当Groupのパーパスである『Making the Future Work for Everyone.』を実現するため日々努力を続けており、これまで10年以上にわたって、アフガニスタン、シリア、イラクなど多くの国からの難民の就労を支援してきました。そして現在、ウクライナからの難民が実践的なトレーニングを受けてスキルギャップを埋め、就業能力を高めることができるよう、支援のレベルを高めています。できる限り多くの企業の皆様にご協力いただき、難民となっている人々の生活により良い影響をもたらしたいと考えています。すでにこの取り組みに参加し、ウクライナ国外へ避難されている方々が仕事に就くための門戸を開かれている参加企業の皆様に、深く感謝申し上げます。」
Adecco Groupは、難民が持つスキルと採用企業が求めるスキルのギャップを埋めるため、General Assembly、Adecco Training、LHHといった当Groupの事業ブランドに所属する人員を含むトレーニングの専門家を動員しています。加えて、Adecco Academyは、言語、デジタルスキル、ビジネススキル、ソフトスキルを学ぶためのオンライン対面式および自習式のトレーニング教材を提供しています。これらの教材には、AccentureのSkills to Succeed Academy、Microsoft IT-Fitness Online Academy、Alfia Languages、Skillsoftの認定パッケージやコースが含まれており、現在までに1,400人の難民がトレーニングを修了しました。
Adeccoの責任者を務めるクリストフ・カトワールは、次のように話しています。「EU当局は、一時的保護指令を通じて、戦争から逃れてきたウクライナ国籍の方々の在留資格を簡素化し、EU到着後すぐに就業できるようにしました。これは正しいアプローチだと考えています。より早く避難民が労働市場に参加できるようになれば、我々もより多くの支援を提供できるようになります。」
Adecco Inclusionの責任者を務めるブルース・ロシュは、次のように話しています。「難民は新たなコミュニティで平和な未来を模索しています。我々は彼らの就労をサポートし、必要に応じてスキルアップやリスキリングの機会を提供することで、新たな場所での生活ができる限り順調に進むよう支援します。Adecco では、2021年だけでも15,000人の難民が当社の派遣社員として勤務しています。組織におけるスキル不足とレジリエンスの必要性が叫ばれるなか、難民はその能力を生かしてキャリアを構築できるだけでなく、企業の業績も貢献することができる存在です。」
Adecco Groupは、イラク、シリア、アフガニスタンなど、過去および現在進行中の危機から避難してきた人々の労働市場への参入を、特に英国、ドイツ、 フランス、イタリア、ギリシャで継続的に支援しています。