全国の一般社員の会社員1,000人を対象にした「転職後の満足度に関する調査」
転職エージェント経由の転職がもっとも満足度が高いことが明らかに
転職エージェント経由で転職した会社員の約8割が、次も転職エージェントを利用したいと回答
人財サービスのグローバルリーダーであるAdecco Groupの日本法人で、総合人事・人財サービスを展開するアデコ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:平野 健二)の人財紹介・転職支援事業ブランドであるLHH転職エージェント(責任者:板倉 啓一郎)は、この度、日本全国の会社員1,000人(*1)を対象にした「転職後の満足度に関する調査」(以下「本調査」)を実施しました。
*1:本調査では、調査実施時の勤務先に転職で入社(ハローワーク経由を除く)した一般社員1,000人(転職後の勤務年数が3年未満:500人、転職後の勤務年数が3年以上:500人)を調査対象としています。
【調査結果のポイント】
<調査結果についてのコメント>
今回の調査の結果について、アデコ株式会社取締役でLHH転職エージェントの責任者を務める板倉 啓一郎は、次のように話しています。
「現在、日本では大手を中心にジョブ型雇用の活用が進んでいます。また、働き手においても、新卒で入社した企業に定年まで勤務することが一般的であるといった意識が希薄になり、転職・中途採用市場は拡大を続けています。
こうしたなか、今回LHH転職エージェントが実施した調査において、転職先の企業に満足していると回答した働き手が7割近くに達していることがわかりました。転職先の企業を選ぶときにもっとも重視したことの1位が「給与・報酬」となりましたが、人手不足の高まりによってスキルと経験を身に付けた人財に対する需要は増え続けており、転職を通じて年収がアップする働き手も増えています。このことが、転職の満足度が高くなっている理由のひとつになっていると考えられます。
転職の方法ごとの満足度では、転職エージェントを利用して転職した働き手の満足度がもっとも高いという結果となりました。また、現在の勤務先に転職した際の方法やサービスの再利用の意向においても、転職エージェントの再利用の意向がもっとも高いという結果になりました。その主な理由として、転職エージェントによるサポートの充実や求人情報の豊富さが挙げられており、転職希望者に寄り添ったサービスが提供されていることが、高い満足度につながっていると考えられます。
例えば、LHH転職エージェントでは、一人のコンサルタントが企業と転職希望者の双方を担当する360度式コンサルティングを採用しています。これにより、企業や組織のビジョン、事業戦略、組織風土と、転職希望者のライフビジョンおよびキャリアビジョン、スキルレベル、そしてポテンシャルを深く理解し、確度の高いマッチングをすることができます。さらに、職種・業界別専門部門制を敷くことで、各コンサルタントが担当の職種と業界のエキスパートとなり、的確な提案をすることを可能にしています。
多くの転職希望者は、普段の業務をこなしながら転職活動を行う必要があります。第三者のサポートにより転職活動に関する負担を軽減しつつ、顕在化していない自身の可能性を拡げながら、キャリアの充実にもつながる転職支援サービスが、今後も必要とされ続けるでしょう」
アデコ株式会社
取締役 兼 LHH Japan Country President
板倉 啓一郎
1963年生まれ。慶應義塾⼤学理⼯学部卒。大学卒業後、伊藤忠商事株式会社に入社。ケリーサービスジャパン代表取締役社長、TSケリーワークフォースソリューションズ株式会社CIOなどを経て、2014年にアデコ株式会社に入社し、人財紹介・転職支援事業の責任者に就任。2023年12月より現職。
<調査結果詳細>
1. 転職で入社した現在の勤務先への応募手段としては、「企業へ直接応募」がもっとも多かった
現在の勤務先に転職で入社した全国の会社員1,000人に対し、「あなたが転職活動をしていたとき、現在の勤務先にはどのようにして応募し、入社しましたか。」と質問したところ、もっとも多かったのは企業のWebサイトなどから求人に直接応募する「企業へ直接応募」(34.9%)で、次に「転職エージェントに登録して応募し、選考を受けて入社」(31.0%)が続きました。