アンケート調査 【アンケート調査】コロナ禍による人生観・仕事観への影響に関する調査

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2021.11.08

コロナ禍で働く日本全国の男女800人を対象に、コロナ禍(新型コロナウイルス感染症の拡大によるパンデミック)が、人生観および仕事観にどのような影響を与えているかをテーマにした調査を行いました。

Q1 コロナ禍の前と後で今後の生き方についての考え方が変わったか(n=800・単一回答)

考え方が変わった36.5%、変わらなかった61.6%。
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Q1 コロナ禍の前と後で今後の生き方についての考え方が変わったか(n=800・単一回答)

変わった11.5%、ある程度変わった25.0%、あまり変わっていない39.8%、変わっていない21.8%、今後の生き方について考えたことがない2.0%。

Q1-2 コロナ禍の前と後で今後の生き方についての考え方が変わったか:性別

男性では、変わった10.5%、ある程度変わった23.6%、あまり変わっていない41.3%、変わっていない22.7%、今後の生き方について考えたことがない1.9%。女性では、変わった14.8%、ある程度変わった29.7%、あまり変わっていない34.6%、変わっていない18.7%、今後の生き方について考えたことがない2.2%。

Q1-3 コロナ禍の前と後で今後の生き方についての考え方が変わったか:年代別

20代・30代では、変わった12.0%、ある程度変わった33.0%、あまり変わっていない35.0%、変わっていない16.6%、今後の生き方について考えたことがない3.4%。40代・50代では、変わった10.5%、ある程度変わった23.5%、あまり変わっていない41.0%、変わっていない23.2%、今後の生き方について考えたことがない1.8%。

回答者の約4割が、新型コロナの影響で「今後の生き方についての考え方が変わった」と回答した。

コロナ禍で働く日本全国の男女800人に対し、「コロナ禍の前と後で、ご自身の今後の生き方についての考え方は変わりましたか。」と質問したところ、約4割となる36.5%が「変わった」と回答しました。

女性は44.5%が「変わった」と回答したのに対し、男性で「変わった」と回答したのは34.1%で、10ポイント以上の差がありました。

また、回答者を年代別で見ると、20代・30代は45.0%が「変わった」と回答しましたが、40代・50代で「変わった」と回答したのは35.0%で、こちらも10ポイント以上の開きがありました。

男性よりも女性の方が、ミドル世代よりも若い世代の方が、コロナ禍の影響をより強く受けていると言えます。

Q2 人生観:具体的にどんなことについての考え方が変わりましたか(n=292・複数回答)

1.趣味・余暇の過ごし方65.1%、2.消費・お金の使い方62.3%、3.仕事とプライベートのバランス58.6%。
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Q2 人生観:具体的にどんなことについての考え方が変わりましたか(n=292・複数回答)

趣味・余暇の過ごし方65.1%、消費・お金の使い方62.3%、仕事とプライベートのバランス58.6%、健康50.3%、友人・知人との関係41.8%、家族・親戚との関係34.2%、金融資産(貯蓄・株式・保険・投資信託など)31.5%、夢・目標24.3%、老後の生活19.2%、住居・居住地14.4%。

「今後の生き方」で考え方が変わったことの1位は「趣味・余暇の過ごし方」、2位は「消費・お金の使い方」、3位は「仕事プライベートのバランス」

コロナ禍の前と後で今後の生き方についての考え方が変わったと回答した292名に対し、「具体的にどんなことについての考え方が変わりましたか。」と質問したところ、もっとも多く挙がったのは「趣味・余暇の過ごし方」(65.1%)でした。次に多かったのが「消費・お金の使い方」(62.3%)、その次が「仕事プライベートのバランス」(58.6%)という結果となりました。

Q3 コロナ禍の前と後で今後の仕事や働くことについての考え方が変わったか(n=800・単一回答)

変わらなかった70.7%、考え方が変わった29.3%。
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Q3 コロナ禍の前と後で今後の仕事や働くことについての考え方が変わったか(n=800・単一回答)

変わった8.3%、ある程度変わった21.0%、あまり変わっていない41.3%、変わっていない26.1%、今後の仕事や働くことについて考えたことがない3.4%。

Q3-2 コロナ禍の前と後で今後の仕事や働くことについての考え方が変わったか:性別

男性では、変わった6.8%、ある程度変わった20.9%、あまり変わっていない42.9%、変わっていない26.4%、今後の仕事や働くことについて考えたことがない3.1%。女性では、変わった13.2%、ある程度変わった21.4%、あまり変わっていない35.7%、変わっていない25.3%、今後の仕事や働くことについて考えたことがない4.4%。

Q3-3 コロナ禍の前と後で今後の仕事や働くことについての考え方が変わったか:年代別

20代・30代では、変わった9.5%、ある程度変わった29.2%、あまり変わっていない35.5%、変わっていない19.5%、今後の仕事や働くことについて考えたことがない6.3%。40代・50代では、変わった7.5%、ある程度変わった19.0%、あまり変わっていない43.4%、変わっていない27.5%、今後の仕事や働くことについて考えたことがない2.6%。

回答者の約3割が、新型コロナの影響で「今後の仕事や働くことについての考え方が変わった」と回答した。

コロナ禍で働く日本全国の男女800人に対し、「コロナ禍の前と後で、ご自身の今後の仕事や働くことについての考え方は変わりましたか。」と質問したところ、約3割となる29.3%が「変わった」と回答しました。

女性の34.6%がコロナ禍によって仕事観が変わったと回答する一方、コロナ禍で仕事観が変わったと回答した男性は27.7%だった。また、20代・30代は38.7%がコロナ禍で仕事観が変わったと回答したが、40代・50代で人生観が変わったと回答したのは26.4%にとどまった。

コロナ禍で働く日本全国の男女800人に対し、「コロナ禍の前と後で、ご自身の今後の仕事や働くことについての考え方は変わりましたか。」と質問したところ、女性は34.6%が「変わった」と回答したのに対し、男性で「変わった」と回答したのは27.7%でした。

また、回答者を年代別で見ると、20代・30代は38.7%が「変わった」と回答しましたが、40代・50代で「変わった」と回答したのは26.4%で、10ポイント以上の差がありました。

人生観だけでなく仕事観に関しても、男性よりも女性の方が、ミドル世代よりも若い世代の方が、コロナ禍の影響をより強く受けていると言えます。

Q4 仕事観:具体的にどんなことについての考え方が変わりましたか(n=234・複数回答)

1.働き方(時間・場所等)64.5%、2.仕事へのモチベーション53.0%、3.仕事の進め方45.7%。
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Q4 仕事観:具体的にどんなことについての考え方が変わりましたか(n=234・複数回答)

働き方(時間・場所など)64.5%、仕事へのモチベーション53.0%、仕事の進め方45.7%、職場での人間関係28.6%、自身のスキルや専門性21.8%、キャリア形成19.2%、自身の職種15.4%、自身の雇用形態15.0%、仕事をする業界・業種12.8%、勤務する企業11.5%。

「今後の仕事や働くこと」で考え方が変わったことの1位は「働き方」、2位は「仕事へのモチベーション」、3位は「仕事の進め方」

コロナ禍の前と後で今後の仕事や働くことについての考え方が変わったと回答した234名に対し、「具体的にどんなことについての考え方が変わりましたか。」と質問したところ、もっとも多く挙がったのは「働き方(時間・場所など)」(64.5%)でした。次に多かったのが「仕事へのモチベーション」(53.0%)、その次が「仕事の進め方」(45.7%)という結果となりました。

【調査概要】
調査対象:調査時点で就業中かつ2020年1月以降の離職期間が3か月未満である日本全国の20代~50代の男女
サンプル数:800人
【性別】 男性:618人、女性182人
【世代】 20代:44人、30代:139人、40代:306人、50代:311人
調査方法:インターネット調査
実施時期:2021年5月25日~27日

  • 本調査の回答結果は、すべて小数点第2位を四捨五入して算出したパーセント表示を行っているため、数値の合計が100%にならない場合があります。