コロナ禍で働く日本全国の男女800人を対象に、コロナ禍(新型コロナウイルス感染症の拡大によるパンデミック)が、人生観および仕事観にどのような影響を与えているかをテーマにした調査を行いました。
回答者の約4割が、新型コロナの影響で「今後の生き方についての考え方が変わった」と回答した。
コロナ禍で働く日本全国の男女800人に対し、「コロナ禍の前と後で、ご自身の今後の生き方についての考え方は変わりましたか。」と質問したところ、約4割となる36.5%が「変わった」と回答しました。
女性は44.5%が「変わった」と回答したのに対し、男性で「変わった」と回答したのは34.1%で、10ポイント以上の差がありました。
また、回答者を年代別で見ると、20代・30代は45.0%が「変わった」と回答しましたが、40代・50代で「変わった」と回答したのは35.0%で、こちらも10ポイント以上の開きがありました。
男性よりも女性の方が、ミドル世代よりも若い世代の方が、コロナ禍の影響をより強く受けていると言えます。
「今後の生き方」で考え方が変わったことの1位は「趣味・余暇の過ごし方」、2位は「消費・お金の使い方」、3位は「仕事プライベートのバランス」
コロナ禍の前と後で今後の生き方についての考え方が変わったと回答した292名に対し、「具体的にどんなことについての考え方が変わりましたか。」と質問したところ、もっとも多く挙がったのは「趣味・余暇の過ごし方」(65.1%)でした。次に多かったのが「消費・お金の使い方」(62.3%)、その次が「仕事プライベートのバランス」(58.6%)という結果となりました。
回答者の約3割が、新型コロナの影響で「今後の仕事や働くことについての考え方が変わった」と回答した。
コロナ禍で働く日本全国の男女800人に対し、「コロナ禍の前と後で、ご自身の今後の仕事や働くことについての考え方は変わりましたか。」と質問したところ、約3割となる29.3%が「変わった」と回答しました。
女性の34.6%がコロナ禍によって仕事観が変わったと回答する一方、コロナ禍で仕事観が変わったと回答した男性は27.7%だった。また、20代・30代は38.7%がコロナ禍で仕事観が変わったと回答したが、40代・50代で人生観が変わったと回答したのは26.4%にとどまった。
コロナ禍で働く日本全国の男女800人に対し、「コロナ禍の前と後で、ご自身の今後の仕事や働くことについての考え方は変わりましたか。」と質問したところ、女性は34.6%が「変わった」と回答したのに対し、男性で「変わった」と回答したのは27.7%でした。
また、回答者を年代別で見ると、20代・30代は38.7%が「変わった」と回答しましたが、40代・50代で「変わった」と回答したのは26.4%で、10ポイント以上の差がありました。
人生観だけでなく仕事観に関しても、男性よりも女性の方が、ミドル世代よりも若い世代の方が、コロナ禍の影響をより強く受けていると言えます。
「今後の仕事や働くこと」で考え方が変わったことの1位は「働き方」、2位は「仕事へのモチベーション」、3位は「仕事の進め方」
コロナ禍の前と後で今後の仕事や働くことについての考え方が変わったと回答した234名に対し、「具体的にどんなことについての考え方が変わりましたか。」と質問したところ、もっとも多く挙がったのは「働き方(時間・場所など)」(64.5%)でした。次に多かったのが「仕事へのモチベーション」(53.0%)、その次が「仕事の進め方」(45.7%)という結果となりました。
【調査概要】
調査対象:調査時点で就業中かつ2020年1月以降の離職期間が3か月未満である日本全国の20代~50代の男女
サンプル数:800人
【性別】 男性:618人、女性182人
【世代】 20代:44人、30代:139人、40代:306人、50代:311人
調査方法:インターネット調査
実施時期:2021年5月25日~27日