Z世代の就労観や価値観などについてZ世代の一角である15~18歳のアジア各国の若者を調査。そのレポートを報告します。
<調査対象> | シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナム、中国、台湾、香港、日本、韓国の9つの国と地域に住む1995~1998年の間に生まれた15~18歳の948人(男女同数) |
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<調査期間> | 2014年1月25日~31日 |
<調査機関> | マーケット調査会社、BDRC Asia |
各国とも勉学中の学生が圧倒的に多い。ただ受けている教育が仕事に結びつくと考えている比率は国によりかなりの差が出た。
調査結果から日本のZ世代は、働くことに保守的なスタンスだと見て取れる。親世代の就労観を踏襲し、生涯で働く企業数も他に比べ少なく、他国よりも短い期間で就職できると考えている。その一方で転職には積極的で、会社に対する“忠誠心” は他国に比べ低くなっている。