6月27日、東京・霞ヶ関にて、女性のリーダー開発をテーマとしたセミナーを開催しました。セミナーでは、LHHのエグゼクティブコーチとして20年以上アメリカで経営幹部にコーチングを行っているスタンリー・フェルプス氏がプレゼンテーションを行いました。
スタンリー氏は「女性役員に関するグローバルな調査で有名な『Davies Report(英国)』を見ても分かるように、日本の女性役員の割合は極端に低く、長い間改善されていない」と指摘。女性と男性のリーダーシップの発揮において、多くの日本人は固定観念を持っており、これが女性リーダーが増えない理由の一つであるとしました。
しかし、「女性のリーダーは、成果の達成に結びつく行動や周囲とのコミュニケーションに時間を費やすという調査結果もあり、本来、リーダーとしての能力がある。今後、女性がリーダーとして力を発揮していくためには、コーチング、メンタリング、人事からの個別のサポートが必要である」と述べました。
会場には、外資系企業のエグゼクティブや人事担当者が集い、自社で抱える課題について、活発に意見を交換しました。