- 仕事ブランクのある女性の不安要因や復職後の意欲の変化を調査 -
世界最大※1の人材サービス企業であるアデコグループの日本法人で、総合人事・人材サービスを展開するアデコ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:川崎 健一郎、以下「アデコ」)は、再就職・復職を経験したことがある女性を対象にアンケートを実施し、再就職・復職にあたっての不安や復職後の昇進・昇格意欲について調査レポートをまとめました。
【再就職・復職経験がある女性の意識調査サマリー】
【1】働く女性の半数以上は、再就職・復職経験者。
退職・休職の理由は、「仕事に対する不満」、「育児や出産のため」
働く女性4,350名のうち、何らかの理由で仕事を退職、休職しその後、仕事を再開したことがある女性は、全体の半数以上の56.4%いた。また、退職・休職の理由としては、「仕事に対する不満」が最も多く、次いで「育児や出産のため」が上位にあがった。
質問:退職・休職の理由(n=557)
【2】ワーキングマザーが、再就職・復職の際に不安に感じることは「育児との両立」。
育児・出産を理由に休職をしたワーキングマザーとそれ以外の理由で休職したことがある女性の7割以上が、再就職や復職の際に不安を感じていたと回答。
また、ワーキングマザーが不安を感じていた要因は、「育児との両立」に関するものが上位を占めた。
質問:再就職・復職を不安に思った理由(ワーキングマザー)
【3】ワーキングマザーの復職後の昇進・昇格への意欲は微減、
唯一、意欲が高まった層は「復職後1年以上2年未満」。
ワーキングマザーに退職前後での昇進・昇格への意欲の変化を聞いたところ、休職前には意欲があった人が半数以上いたものの、復職後は43.8%とやや減少した結果となった。
意欲が変化した理由を聞いたところ、意欲が減少した人は「育児への負担」を挙げ、意欲が高まった人は「収入アップ」を昇進・昇格したい理由にあげた人が多かった。
質問:キャリアに対する意欲の変化とその理由(複数回答)
【4】再就職・復職後、昇格・昇進意欲が唯一高まった年代は20代。
再就職・復職後の昇格・昇給意欲の違いを年代別に見たところ、再就職・復職後に意欲が高まった唯一の年代は20代であった。以下のグラフのとおり、全体的には、年齢が高まると意欲は減少するという関係性が見られた。
質問:昇格・昇進意欲の違い×年代別
その他のアンケート結果は、調査レポートとしてウェブサイトに掲載しています。
詳細は、下記のページからご覧ください。
https://www.adecco.co.jp/about/pressroom/researchreports/
アデコ株式会社 Communication & Branding部
Tel:03-6743-8085