調査 全国の小中学生1000人を対象にした「将来就きたい仕事」に関する調査 男子の1位は「野球選手」、女子の1位は「先生」

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2019.03.26

- 「好きな教科」と「嫌いな教科」は、「算数・数学」が両方で1位に -

<調査結果のまとめ>

  • 小中学生が「将来就きたい仕事」の1位は、男子が「野球選手」、女子が「先生」
  • 「野球選手」が調査開始以来、初めて小中学生男子の「将来就きたい仕事」の1位に
  • 調査開始以来、初めて「パティシエ」が小中学生の女子が選ぶ「将来就きたい仕事」の1位から陥落
  • 小中学生の女子の「将来就きたい仕事」の10位に「YouTuber(ユーチューバー)などの動画投稿者」がランクイン
  • 「YouTuber(ユーチューバー)」は、小学生の女子が選ぶ「将来就きたい仕事」でも7位に
  • 中学生男子の「将来就きたい仕事」で、「エンジニア・プログラマー」が調査開始以来、初めて1位に

<掲載データ>

  • 小中学生の「将来就きたい仕事」ランキング トップ10(男女別)
  • 小学生の「将来就きたい仕事」ランキング トップ10(男女別)
  • 中学生の「将来就きたい仕事」ランキング トップ10(男女別)
  • 小中学生の「好きな教科」・「嫌いな教科」ランキング トップ5

人財サービスのグローバルリーダーであるアデコグループの日本法人で、総合人事・人財サービスを展開するアデコ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川崎 健一郎、以下「アデコ」)は、日本全国の小中学生1000人を対象に、「将来就きたい仕事」に関するアンケート調査を実施しました。本調査は2014年に開始し、今回で6回目の実施となります。

<調査結果の詳細>

(1)小中学生が「将来就きたい仕事」
全国の小中学生1,000人に対し、「あなたは、大人になったらどのような仕事をしたいですか。」と質問したところ、1位は男子が「野球選手」(6.8%)、女子が「先生」(11.2%)となりました。「野球選手」は、調査開始以来、初めて小中学生男子の「将来就きたい仕事」の1位になりました。また、小中学生女子が選ぶ「将来就きたい仕事」として、2014年の調査開始以来、初めて「パティシエ」以外の職業が1位になりました。

今回の調査では、小中学生女子の「将来就きたい仕事」の10位に、「YouTuber(ユーチューバー)などの動画投稿者」(1.8%)がランクインしました。「YouTuber(ユーチューバー)」は、小学生女子の「将来就きたい仕事」でも7位(2.3%)となっており、特に女子の間での人気が高いことがうかがえます。

男子に目を向けると、中学生男子の「将来就きたい仕事」で、2014年の調査開始以来、初めて「エンジニア・プログラマー」(8.7%)が1位になりました。昨今のプログラミング教育への注目が、子どもたちの将来の夢にも影響していると考えられます。

【小中学生の「将来就きたい仕事」ランキング トップ10(男女別)】

男子(6歳~15歳)【n=500】対象、1位野球選手 6.8% 2018年順位3位、2位サッカー選手 6.0% 2018年順位1位、3位医者 5.8% 2018年順位2位、4位警察官・刑事 5.0% 2018年順位3位、4位エンジニア・プログラマー 5.0% 2018年順位10位、6位公務員 4.4% 2018年順位5位、7位学者・研究者 4.2% 2018年順位8位、8位会社員(サラリーマン・OL) 4.0% 2018年順位7位、9位先生(大学・高校・中学・小学校、幼稚園など) 3.6% 2018年順位6位、10位建築士・大工 3.4% 2018年順位ランク外
女子(6歳~15歳)【n=500】対象、1位先生(大学・高校・中学・小学校、幼稚園など) 11.2% 2018年順位3位、2位パティシエ(お菓子職人) 11.0% 2018年順位1位、3位看護師 7.6% 2018年順位4位、4位医者 5.4% 2018年順位2位、5位美容師 2.8% 2018年順位ランク外、6位会社員(サラリーマン・OL) 2.6% 2018年順位9位、6位公務員 2.6% 2018年順位5位、8位専業主婦/主夫 2.2% 2018年順位ランク外、9位ピアノやお稽古事の先生 2.0% 2018年順位ランク外、10位服飾デザイナー 1.8% 2018年順位7位、10位YouTuber(ユーチューバー)などの動画投稿者 1.8% 2018年順位ランク外

【小学生の「将来就きたい仕事」ランキング トップ10(男女別)】

男子(6歳~12歳)【n=350】対象、1位野球選手 8.6%、2位サッカー選手 7.1%、3位医者 5.1%、3位警察官・刑事 5.1%、5位学者・研究者 4.9%、6位建築士・大工 3.7%、6位公務員 3.7%、8位運転手(バス・タクシー・電車など) 3.4%、8位先生(大学・高校・中学・小学校、幼稚園など) 3.4%、8位エンジニア・プログラマー 3.4%
女子(6歳~12歳)【n=350】対象、1位パティシエ(お菓子職人) 12.6%、2位先生(大学・高校・中学・小学校、幼稚園など) 11.1%、3位看護師 7.1%、4位医者 5.1%、5位美容師 3.4%、6位公務員 2.6%、7位警察官・刑事 2.3%、7位YouTuber(ユーチューバー)などの動画投稿者 2.3%、7位専業主婦/主夫 2.3%、10位服飾デザイナー 2.0%、10位歌手 2.0%、10位漫画家 2.0%

【中学生の「将来就きたい仕事」ランキング トップ10(男女別)】

男子(13歳~15歳)【n=150】対象、1位エンジニア・プログラマー 8.7%、2位医者 7.3%、2位会社員(サラリーマン・OL) 7.3%、4位公務員 6.0%、5位警察官・刑事 4.7%、6位パイロット 4.0%、6位先生(大学・高校・中学・小学校、幼稚園など) 4.0%、8位サッカー選手 3.3%、8位経営者 3.3%、10位建築士・大工 2.7%、10位野球選手 2.7%、10位学者・研究者 2.7%、10位自営業・個人事業主・フリーランス 2.7%
女子(13歳~15歳)【n=150】対象、1位先生(大学・高校・中学・小学校、幼稚園など) 11.3%、2位看護師 8.7%、3位パティシエ(お菓子職人) 7.3%、4位医者 6.0%、4位会社員(サラリーマン・OL) 6.0%、6位ピアノやお稽古事の先生 2.7%、6位建築士・大工 2.7%、6位公務員 2.7%、9位野球選手 2.0%、9位俳優・女優 2.0%、9位専業主婦/主夫 2.0%

(2)小中学生が「好きな教科・嫌いな教科」
日本全国の小中学生1000人に対し、「あなたがもっとも好きな教科を教えてください。」と質問したところ、1位は「算数・数学」(20.2%)で、選択肢の中で唯一20%を超えました。2位は「国語」(13.3%)、3位は「体育・保健体育」(11.3%)でした。

一方、「算数・数学」は「嫌いな教科」として挙げた子どもも多く、「嫌いな教科」でも1位(24.1%)となりました。「国語」と「体育・保健体育」も同様で、「国語」は「嫌いな教科」の2位(14.5%)、「体育・保健体育」は「嫌いな教科」の5位(7.1%)でした。

【小中学生の「好きな教科」・「嫌いな教科」ランキング トップ5】

好きな教科【n=1000】、1位算数・数学 20.2%、2位国語 13.3%、3位体育・保健体育 11.3%、4位図画工作・美術 10.8%、5位社会 9.6%、嫌いな教科【n=1000】、1位算数・数学 24.1%、2位国語 14.5%、3位社会 7.4%、4位外国語 7.2%、5位体育・保健体育 7.1%
【調査概要】
調査対象:日本全国の小中学生(6歳~15歳の男女)1000人
調査方法:インターネット調査
実施時期:2018年12月12日~27日

本件に関するお問い合わせ先

アデコ株式会社 広報部
Tel.050-2000-7024