人財サービスのグローバルリーダーであるアデコグループの日本法人であるアデコ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川崎 健一郎、以下「アデコ」)は、この度、一般社団法人国際EAP協会日本支部(事務局:東京都港区、理事長:市川 佳居)と提携しました。アデコは同支部に所属する国際EAPコンサルタント(国際EAP協会認定EAプロフェッショナル、CEAP®資格保有者)と派遣契約を結び、組織的および人的課題への支援を必要とする顧客企業へ派遣することで、国際EAPコンサルタントの就業を支援するとともに、顧客企業の職場環境および生産性の向上を実現します。
国際EAPコンサルタントとは、国際EAP協会のEAP認定委員会(Employee Assistance Certification Commission)が交付する国際資格であるCEAP®(Certified Employee Assistance Professional)資格の保有者であり、国内には約70名の国際EAPコンサルタントが存在します。EAP(Employee Assistance Program、従業員支援プログラム)とは、企業や団体などの組織、およびその組織に属する従業員の様々な課題を解決に導くことにより、組織の活性化や生産性の向上を目指すプログラムです。EAPの領域では、臨床心理士資格や精神保健福祉士資格などの資格保有者がCEAP®を取得し、活動するケースも多くみられます。
CEAP®資格保有者である国際EAPコンサルタントはEAPの専門家であり、企業の業績向上に大きく貢献できる存在でありながら、これまで個人ではEAPサービスを必要とする企業との接点を持つことが容易ではなく、活動の場が限られていることが課題となっていました。アデコは国際EAPコンサルタントと派遣契約を結び、顧客企業へと派遣することで、国際EAPコンサルタントが活躍できる機会を提供しながら、顧客企業の業績向上をサポートします。
一般社団法人国際EAP協会日本支部の理事長であり、医学博士である市川佳居氏は、次のように話しています。「総合人財サービス会社として、早くからEAPを積極的に取り入れて事業を展開してきたアデコと提携できることを嬉しく思います。CEAP®資格保有者がアデコの顧客企業に対し、専門性を発揮したサービスを提供してこれまで以上に活躍の場を広げること、また、それによって企業におけるEAPとCEAP®資格の認知度が高まることを期待しています」
アデコ株式会社の代表取締役社長で、国際EAP協会日本支部の副理事長でもある川崎健一郎は、次のように話しています。「この度、一般社団法人国際EAP協会日本支部と提携し、これまで以上に多くの当社の顧客企業にEAPの専門家である国際EAPコンサルタントによるサービスを提供できることを嬉しく思います。当社ではEAPサービスを重要な付加価値サービスのひとつと位置づけており、今後も様々な形で事業の強化を図ってまいります」
2006年からEAPサービスであるトータル・ライフ・サポート・プログラム(TLSP)を展開するアデコは、人財サービス業界で初めてEAPコンサルタント技能検定*1を導入し、現在は535名のEAPコンサルタント*2が、8名の国際EAPコンサルタント(CEAP®)と共に企業における組織の活性化を推進しています。今後は企業の職場環境の向上に貢献するだけでなく、今回の国際EAP協会との提携により、EAPの専門家であるCEAP®資格保有者の就業支援にも力を入れ、日本国内におけるEAPのさらなる浸透に尽力してまいります。
アデコ株式会社 広報部
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