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Adecco、宮城県より「『みやぎ漁師カレッジ』運営管理業務」を受託

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人財サービスのグローバルリーダーであるAdecco Groupの日本における事業を統括するAdecco Group Japan(本社:東京都千代田区、Country President:川崎 健一郎)の人財派遣およびアウトソーシング事業のブランドであるAdecco(以下「Adecco」)は、この度、宮城県より「『みやぎ漁師カレッジ』運営管理業務」を受託しました。

「みやぎ漁師カレッジ」は、地域の水産業および沿岸漁業を担う人財の育成と定着を実現するため、宮城県と公益財団法人宮城県水産振興協会が2017年に開始した事業です。「みやぎ漁師カレッジ」では、漁業者として働くことを希望する人財に対し、4か月間の長期研修をはじめとした研修行うことで、実践的なスキルの獲得を支援します。卒業者に対しては、キャリア蓄積のため指導者の元で漁業経営体に雇用される雇用型(最長1年)、もしくは独立自営を目指す独立型の研修(最長3年)へとつなげ、実際に就業できるようサポートします。

宮城県は全国でも有数の水産県であり、東日本大震災前の2010年までの漁業生産量は北海道に次ぎ全国第2位、漁業生産額は全国第5位でした。現在でも養殖や沿岸漁業を中心とした漁業が盛んに行われており、142の漁港と9か所の水産物産地卸売市場がある水産都市となっています。

Adeccoは、「みやぎ漁師カレッジ」の運営を通じ、長期研修および短期研修の運営と管理を行い、新規漁業就業者の確保と育成を図ります。「みやぎ漁師カレッジ」の研修に参加する漁業就労希望者は、宮城県の水産業の歴史や水産関係の制度だけでなく、ギンザケ、ワカメ、カキ、ホヤ、ノリなどの養殖や、底びき網、定置網、刺網、貝桁網といった様々な漁法を実地での訓練を通して学ぶことができます。

Adeccoはこれまでに、官公庁や地方自治体が主導する事業を多数受託した実績を持っています。今後も、長年にわたり培ってきた採用および人財活用に関するノウハウを最大限に活かし、地域企業の業績向上に貢献するとともに、すべての働く人々のキャリア開発を支援してまいります。

― 宮城県「みやぎ漁師カレッジ運営管理業務」概要概要 ―
実施期間:
2023年4月21日~2024年2月29日

実施内容:
「みやぎ漁師カレッジ」長期研修(2023年9月から・4か月間)
・座学研修:宮城県の水産業の概要、水産関係諸制度、ロープワーク等
・資格研修:一般小型船舶操縦士免許講習、第二級海上特殊無線技術講習等
・一般研修:宮城県内沿岸部で、5種類程度の沿岸漁業を実施
・専門研修:研修生各自が希望する漁業現場を選択し実施

「みやぎ漁師カレッジ」短期研修(2023年10月ごろ、2024年1月ごろ・各3日間)
・座学研修:宮城県の水産業の概要、新規漁業就業者の体験談等
・現場研修:漁業操業の体験や水揚げ現場の見学等

お問い合わせ:
アデコ株式会社 仙台第2支社「みやぎ漁師カレッジ」事務局
Tel:050-2000-7127
委託者:宮城県水産林政部 水産業振興課企画推進班

プレスリリースに関するお問い合わせ先

Adecco Group Japan 広報部
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