勤め先にエンゲージメントをもっている約5割、どちらとも言えない約3割
20代~60代の働く人を対象に「エンゲージメント(仕事や職場への誇りや愛着)」に関するアンケートを実施し、会社や仕事に対して誇りを感じたり、失う理由について調査しました。
<調査概要> 調査期間:2017年10月4日~10月9日 有効回答:1993名 調査方法:インターネット調査(日経BPコンサルティング調べ)
Q1. あなたは現在のお勤め先に誇りや愛着をもっていますか。
Q2. あなたは、現在就いている仕事(職業や業務内容)に誇りをもっていますか。
約5割は、現在の勤務先に誇りや愛着を感じている一方で分からないが約3割。会社よりも仕事にエンゲージメントが高い傾向。
勤め先へ誇りや愛着をもっているかという設問では47.5%(非常にそう思う、そう思うの合計)で、「あまり思わない」「まったく思わない」の回答数を大きく上回っています。
一方で、仕事への誇りや愛着については、勤め先よりも高い数値でポジティブな回答があり、会社より仕事に誇りや愛着を感じている人が多いことがわかりました。
Q. あなたは現在のお勤め先に誇りや愛着をもっていますか。(ひとつだけ)
「ダイバーシティ」という言葉の捉え方は、国籍や性別が多様化する「デモグラフィー型」が上位を占める
Q3. 勤務先に誇りや愛着をもっている理由は?
「仕事に社会的な意義を感じているから」が誇りを感じる理由。仕事そのものにエンゲージしている傾向が高い。
勤務先に誇りや愛着を感じる理由では、「仕事に社会的な意義を感じている」が最も多く、2位、3位を大きく引き離す結果となりました。Q1、Q2の結果同様、仕事そのものに意義を見出している傾向が高いことがわかりました。
Q4. 勤務先へ貢献したいという意欲や、職場への誇りが失われるのは、どんなときだと思いますか。
給与やポジションに関する不満が、自社へ貢献意欲や、職場への誇りを喪失させている
勤務先への意欲の喪失理由について、「給与やポジションに関する不満」が4割以上と最も多く、次いで「上司が適切に評価してくれない」、「経営に期待がもてない」といった上司や経営層に関する要素に集中する結果になりました。
Q5. あなたの勤務先の成長のため、求められる以上の仕事をしたいと思いますか。
期待値以上の仕事をしたいは、約5割だが、どちらともいえないも4割近く。
会社からの期待以上の仕事をしたいかというエンゲージメントの度合を調査する設問では、「非常にそう思う」「そう思う」の合計が46%と約半数の人がポジティブな回答をしている一方で、「どちらとも言えない」も4割近くあり、全体で見ると自発性が高いとはいいきれない結果になりました。