人財 グローバル アンケート調査 レポート ”日常”の再定義:新たな時代の働き方とは #ResetNormal

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2020.07.03
日常の再定義:新たな時代の働き方とは Resetting normal : Defining the new era of work

Adecco Groupでは、日本を含む世界8カ国で8,000人の働く人々を対象に、新型コロナウイルス感染症の拡大が仕事に対する姿勢や考え方をどのように変えたかを調査しました。ここでは、日本における、新たな仕事の時代に注目すべき5つの変化をご紹介します。

1.働く人々は「ハイブリッド型勤務」を望む

新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、より柔軟な働き方を求めている 59%:オフィス勤務とテレワークのハイブリッド型が最適な勤務モデルである 64%:勤務場所を含めたより柔軟な働き方を求める

2.「9時17時」の勤務体系が終わりを迎える可能性

労働時間ではなく成果で生産性を測定する方法が新たな波として顕在化 57%:週の勤務時間を見直す時期が来ていると考えている 48%:雇用主との契約は労働時間ではなく成果を基準にすべきだと考えている

3.EQ(心の知能指数)の高いリーダーが求められる

共感、信頼、そしてウェルビーイングと文化醸成という新たな観点が、新たな時代に求められるもっとも重要なリーダーシップスキルとなる 55%:上司には共感とサポートの姿勢を重視したリーダーシップスタイルを求める ワークライフバランス、勤務時間の柔軟性、テレワークが、パンデミック終息後の時代の働き方で重要な要素に 60%:ワークライフバランス 55%:勤務時間/スケジュールの柔軟性 54%:テレワークの拡大 52%:身体的健康の維持 48%:上司からの信頼

4.デジタルスキルの向上:スキルの進歩が進むなか、さらなる向上が求められる

56%:テレワークによって自身のデジタルスキルが向上したと感じている 53%:パンデミック終息後はデジタル面のスキルアップを望む 34%:新たなスキルを習得する機会があれば、同じ業界内で転職を計画 従業員がスキルアップを求めるスキルとは:デジタルスキル53% 社内プラットフォーム/システムの活用47% リモートチームのマネジメント49% ソフトスキル開発48%

5.責任ある雇用主が新時代の働き方を主導

雇用主は、パンデミック対応において従業員の信頼を獲得しました。日本の回答者の83%が、上司がこの状況で期待に応えた、もしくは期待を上回ったと回答しました。新しい生活様式への移行において、会社はどの組織よりも大きな役割を果たすことが期待されています。 74%:パンデミック終息後、より良い労働環境を作るうえでもっとも大きな役割を果たすのは雇用主である 73%:行政は役割を果たすべき
53%:責任は従業員それぞれにある

【調査概要】
調査人数:1,000人
調査対象:日本のオフィスで働く人(18歳~60歳)
調査方法:オンライン調査
調査期間:2020年5月13日~6月20日