日本全国の正社員として勤務する30代から50代の会社員1,500人(各世代男女250人ずつ)を対象にした「コロナ禍とライフビジョン・キャリアビジョンに関する調査」を実施しました。
コロナ禍によるライフビジョンの変化のもっとも大きな要因は「ライフスタイルの変化」、キャリアビジョンの変化の最大の要因は「働き方の変化(テレワークなど)」でした。
コロナ禍によってライフビジョンが変化した要因として、もっとも多く挙げられたのは「ライフスタイルの変化(外出自粛など)」
「コロナ禍でライフビジョンが変わった」と回答した296人に対し、「コロナ禍におけるどのようなことが、ライフビジョンの変化につながりましたか?」と質問したところ、ライフビジョンの変化の要因としてもっとも多く挙げられたのは「ライフスタイルの変化(外出自粛など)」(44.6%)、次に多かったのが「将来について考える時間の増加」(41.2%)でした。自宅で過ごす時間が増えたことが、これからの人生を見つめ直すきっかけになったことがうかがえる結果となりました。
コロナ禍によってキャリアビジョンが変化した要因として、もっとも多く挙げられたのは「働き方の変化(テレワークなど)」
「コロナ禍でキャリアビジョンが変わった」と回答した192人に対し、「コロナ禍におけるどのようなことが、キャリアビジョンの変化につながりましたか?」と質問したところ、キャリアビジョンの変化の要因としてもっとも多く挙げられたのは「働き方の変化(リモートワークの導入など)」(36.5%)でした。コロナ禍により急速に広がった新しい働き方が、働く人々のキャリア観にも影響をおよぼしていることがうかがえる結果となりました。
キャリアビジョンが変化したことにより起こした行動として、もっとも多く挙げられたのは「資格や新しい分野の勉強」
「コロナ禍でキャリアビジョンが変わった」と回答した192人に対し、「キャリアビジョンが変わったことにより、何をしましたか?」と質問したところ、もっとも多く挙げられたのは「資格や新しい分野の勉強を始めた」(25.0%)でした。新たなキャリアビジョンのもと、これまでとは違った分野での仕事を視野に入れて行動した人が多かったことがうかがえます。
【調査概要】
調査対象:日本全国の正社員として働く30代から50代の会社員
サンプル数:1,500人(各世代男女200人ずつ)
調査方法:インターネット調査
実施時期:2022年8月10日~12日
調査実施会社:楽天インサイト株式会社