ビジネスやプライベートで、SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)の利用数が約4,300万人に達する中、新卒の採用活動も「facebook(フェイスブック)」上で行う企業が増加しています。2011年度自社のfacebookに新卒用ページを設けた企業は400社以上とみられ、今年度は1,000社以上になる見込みです。
SNSのメリットは、説明会などへの参加が難しい地方の学生や海外に留学している学生との接点が作れる点や、企業のニーズに合致する人材だけをターゲットにしたアプローチが可能な点などが挙げられます。SNSの利用頻度が高い学生側の“仕かけ”も活発化しており、SNS上で自身を売り込み、それをきっかけに就職活動を有利に展開する学生も増加しています。