当社では、改革の目標として、5つの柱があります。第1は、時間の有効活用を通しての生産性の向上。現在、航空業界は厳しい国際競争に晒され、社員数を増やすことはできません。限りある社員で事業規模を拡大し、新たな価値創造を行っていくためには時間当たりの生産性向上は不可欠です。第2は、社員の目線に立ったWLBの実現。社員の私生活が充実すれば、新しい観点からの発想も生まれてくるでしょう。第3は、"自立と自律"。社員が共通意識を持ち、互いにコラボしながらモバイルワークをすることで、時間価値が高まり、より効率的で高度な仕事ができます。第4は、時間内でのアウトプット重視への転換。第5は、長時間労働からの脱却による、間接コストの削減です。
本日はお忙しいところ、ありがとうございます。まず、それぞれ「働き方改革」を始めた背景と、取り組み内容について教えていただけますか。