そうとも限りません。姿勢に関わってくる問題だと思います。連続スペシャリストになるということは、「マルチプル・アイデンティティ」を持つことです。皆さんも経験があると思いますが、1つの仕事を遂行しようとすれば、関連する第2、第3の仕事の知識やスキルが身に付きます。それを単にもともとの仕事に生かすというだけではなく、さらに第2、第3の仕事への知識やスキルを高めていくという考え方を持つことです。そうすれば結果的に「マルチプル・アイデンティティ」を獲得することにつながっていきます。
これは単に幾つもの仕事を経験したということではなく、さまざまな分野にまたがった実践的な知識とスキルを持つことにつながります。つまり、自身の価値が大きく高まるのです。
現在は、寿命が延びていくのと同時に、健康寿命も延伸させることが大きな課題となっています。課題設定としては同じ視点に立ったものといえますか。