Adecco Groupでは、日本を含む世界8カ国で8,000人の働く人々を対象に、新型コロナウイルス感染症の拡大が仕事に対する姿勢や考え方をどのように変えたかを調査しました。8カ国の比較から分かった、新たな仕事の時代に注目すべき5つの変化をご紹介します。
オフィス勤務とテレワークのハイブリッド型が最適な勤務モデルである | 74% | 82% | 73% | 74% | 76% | 59% | 77% | 77% | 76% |
勤務場所を含めたより柔軟な働き方を求める | 77% | 82% | 71% | 77% | 79% | 64% | 80% | 79% | 83% |
仕事の世界では新たな「ハイブリッド」モデルの準備が整っていることが、今回の調査で明らかになりました。
回答者の74%が、今後はオフィス勤務とテレワークの組み合わせが最適な働き方であると述べています。
<調査結果まとめ>
・働く人々はアフターコロナの働き方により高い柔軟性を求めており、オフィス勤務とテレワークの割合は半々が理想であるという考えが世界的に共通していました。
・労働時間をベースにした契約に対する疑問が高まっており、回答者の69%が契約は成果をベースにするべきであると考えていました。
・ロックダウンがもたらした予期せぬ結果としてデジタルスキルが急成長し、回答者の59%が自身のデジタルスキルが向上したと述べ、69%はパンデミック後にデジタルスキルをさらにアップさせることを望んでいました。
・リーダーたちは自分自身を根本から変革してEQ(心の知能指数)を高める必要があると考えているものの、パンデミックの間、自身に従業員を総体的に支援する能力が備わっていると感じていたのは半数以下でした。
【調査概要】
調査人数:8,000人(男性:4,006人、女性:3,994人)
調査実施国:日本、米国、英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、オーストラリア(各国1,000人に対し調査を実施)
調査方法:オンライン調査
調査期間:2020年5月13日~6月20日